
買取コラム
不動産買取に仲介手数料はかかる?仲介との違いを解説

仲介での不動産売却には仲介手数料がかかります。
では、不動産買取で土地や物件を売却した場合はどうなのでしょう。
不動産買取による売却でも仲介手数料がかかるのでしょうか?
仲介による不動産売却と不動産買取の違いについて解説します。
■不動産買取に仲介手数料はかからない
不動産売却には仲介と買取があります。
どちらも土地や物件を売却するという点は同じですが、手続きの流れや手数料の有無などが違っています。
仲介による不動産売却 / 仲介業者と契約し、買主を探して土地や物件を売却する方法
不動産買取 / 不動産買取の専門業者に土地や物件を買い取ってもらう売却方法
仲介による不動産売却では仲介手数料がかかります。
仲介手数料とは、不動産売却のサポートをする仲介業者に支払う手数料のことです。
仲介による不動産売却の成功報酬、そしてサポート料のような手数料だと考えれば分かりやすいかもしれません。
仲介手数料は不動産売却額によって金額が変わりますが、法律で上限が決められています。
仲介手数料がかかるのは仲介による不動産売却だけです。
不動産買取で土地や家を売却するときは、仲介手数料はかかりません。
仲介手数料は仲介でのみ支払う手数料です。
■不動産買取と仲介による不動産売却の違い
不動産買取と仲介による不動産売却では、仲介手数料の有無以外にも次のようなポイントが違っています。
・不動産買取と仲介では土地や物件の買主が違う
不動産買取と仲介では、仲介手数料以外に「買主」が違います。
仲介では買主を見つけて不動産売却します。
したがって、宣伝広告などにより見つけた第三者が買主です。
不動産買取は専門業者が買主になります。
・不動産買取と仲介では不動産売却の流れが違う
不動産買取と仲介では売却時の手続きの流れが違っています。
仲介による不動産売却では、専門業者に相談し、それから仲介契約を結びます。
仲介契約を結んだ専門業者のサポートを受けながら買主を探し、買主が見つかったら交渉や内覧などを経て売買契約という流れです。
不動産買取は買主探しが不要です。
したがって、売却時の流れに買主探しのステップがありません。
不動産買取では、まずは専門業者に相談します。
それから専門業者と家や土地の買取契約を結んで不動産売却するという流れです。
不動産買取と仲介では、一般的に不動産買取の方が早期に手続きが完了します。
■最後に
家や土地を売却したいときには、必ず仲介が最適とは限りません。
不動産買取の方が向くケースもあります。
不動産買取には、
・仲介手数料がかからない
・近所に知られず不動産売却できる
・仲介と比較して短期間で不動産売却できる
・買主が専門業者なので、不動産売却でトラブルに巻き込まれるリスクがない
・引っ越しや転勤、離婚などのスケジュールに合わせやすい
などのメリットがあります。
不動産売却の方法で悩んでいるなら、不動産買取を検討してみてはいかがでしょう。
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