マイホームのローン返済中に失業したときの対処法|不動産買取など

2021/06/14

マイホームを購入するためのローンを返済しているときに会社や自己都合で失業してしまったらどうすればいいのでしょうか。 マイホームのローンを組むときは失業する予定などなくても、いきなり職を失うこともあり得ます。 マイホームのローン返済中に失業したときの対処法について解説します。

■マイホームのローン返済中に失業しても返済は続く

 

マイホームのローンを返済中に失業しても住宅ローンの返済を免除してもらうことはできません。

マイホームを購入するためにローンを借りた以上、失業しても借りたものは返済しなければならないのです。

しかし、マイホームのローンを返済しなければならないといわれても、失業中だと返済に充てる資金がありません。

このようなときはマイホームのローン返済のためにどのような対処法を講じたらいいのでしょうか。

 

失業時の対処法は4つあります。

 

・マイホームのローンを借りた金融機関にリスケの相談をする

・マイホームのローンを預金などで返済する

・すぐに再就職するなら就職先の給与で返済を続ける

・マイホームの残債を不動産買取/任意売却などで清算する

 

■マイホームローン返済中の失業に不動産買取/任意売却などで対処する方法

 

失業時の状況や事情によってマイホームローン返済への対処法が変わってきます。

 

・①金融機関にマイホームローンのリスケを相談

 

リスケとはリスケジュールのことです。

金融機関に失業したことやマイホームローンの返済が苦しいことを相談して、返済中のローンのリスケジュール(返済条件の変更)をお願いする対処法になります。

金融機関もマイホームローンを返してもらわないと困るので、早めに相談することで失業中のリスケに応じてもらえる可能性があるのです。

 

・②手持ちの預金などでマイホームローンの返済をする

 

マイホームローンの残債が少ない場合や残債を返済できるだけの預金がある場合は、手持ちの預金で返済するという方法があります。

返済がなければ失業中でも次の仕事探しに集中できますので、預金で対処できそうな場合は返済を検討してみましょう。

 

・③再就職の予定があるなら再就職先の給与で返済する

 

すぐに失業状態から脱する予定があれば再就職先の給与でマイホームローンの返済を続けられるケースもあります。

一時的に預金で返済し、失業状態を脱したら返済の資金源を預金から給与に切り替える対処法も可能です。

 

・④不動産買取/任意売却などで対処する

 

失業中に預金もなく、再就職してすぐにマイホームローンを返済する目途が立たないなら、不動産買取や任意売却などで対処する方法もあります。

たとえば所有している土地や建物を不動産買取で換金して返済に充てたり、自宅を任意売却してマイホームローンを清算したりする方法です。

 

■最後に

 

失業中もマイホームローンの返済は続くことから、失業したときは返済をどうするか考える必要があります。

対処法としては預金による返済や不動産買取、任意売却などです。適切な対処法は状況により異なりますので、ケースに合わせて選ぶことがポイントになります。

 

失業中にマイホームローンの返済に困ったらエフティ不動産へご相談ください。