不動産売却は買取と仲介どちらがおすすめ?それぞれに向くケースを解説

2024/03/22

不動産売却には仲介と買取という2つの方法があります。

どちらの方法で不動産売却したらいいのかを判断するためにも、2つの方法について理解しておく必要があります。

不動産売却の2つの方法と、それぞれの方法が向くケースについて解説します。

 

■不動産売却の方法|買取と仲介とは?

 

不動産売却の仲介と買取は「流れ」や「誰が買主になるか」などが違っています。

仲介による不動産売却は不動産会社が仲介し(間に入り)買主を探します。

見つけた買主に土地や物件などを買ってもらう方法が仲介です。

 

買取による不動産売却は不動産会社が買主になります。

買主探しをする必要はなく、相談先の不動産会社に土地や物件をすぐに買ってもらうのが買取です。

 

仲介と買取にはそれぞれ次のような特徴があります。

 

【仲介の特徴】

・高値での売却が期待できる(高く買ってくれる買主を探せるから)

・買主探しの必要があるため、売却に時間がかかってしまう(3カ月~半年が目安だが、もっと時間がかかることも珍しくない)

・そもそも買主が見つからず売却が成立しないことがある

・買主からの価格交渉や引き渡し時期の交渉があり、思うように売却できないことがある

・家の中の不用品や家具などは自分が片付けて引き渡さなければならない

 

【買取の特徴】

・売却相場が仲介よりやや低い(仲介の7割ほどが相場)

・買主探しの必要がないためすぐに売却できる(不動産会社によるが1カ月あればほぼ完了する)

・買主探しが不要なので「買主が見つからず困る」というケースがない

・買主が不動産会社なので、引き渡しの時期などを柔軟に対応してもらえる

・残置物の撤去も相談できる(不動産会社による)

・仲介で売れないような古い相続物件や訳あり物件なども売却できる

 

■不動産売却の方法ごとの向くケース

 

買取と仲介はそれぞれ向くケースが異なります。

買取と仲介による不動産売却が向くのは、それぞれ次のようなケースです。

 

・仲介による不動産売却が向くケース

 

仲介による不動産売却が向くのは、高値で売却したいケースです。

好立地にある物件などは「高く買いたい」という買主が見つかりやすい傾向にあります。

良い立地にある物件や、人気のある地域にある物件・土地なども仲介が向くケースです。

 

・買取による不動産売却が向くケース

 

買取による不動産売却が向くのは早く売りたいケースです。

固定資産税や物件の維持管理が大変。

そもそもこの先、不動産を使う予定がない。

事情があって急いで物件や土地を手放したい。

このようなケースでは買取による不動産売却がおすすめです。

また、仲介では買い手が付かないような訳あり物件や築年数の古い物件などは買取が向きます。

 

■最後に

 

不動産売却には買取と仲介があり、どちらが向くかはケースによります。

事情に合った不動産売却の方法を選ぶためにも、不動産会社に相談してはいかがでしょう。

 

当社にはさまざまな事情やニーズを持った方が不動産売却の相談にいらっしゃいます。

当社はさまざまな不動産売却ケースに対応していますので、その方のニーズや事情に合わせて不動産売却方法を提案しています。

 

不動産売却の方法選びやお悩みは、エフティ不動産へお気軽にご相談ください。