仲介で中古住宅が売れないときは値下げすべき?別の解決策を徹底解説

2024/04/16

仲介で中古住宅が売れないときは一般的に「値下げすべき」と言われます。

 

3,000万円で売り出ししていた中古住宅を値下げして2,800万円にすれば「値下げ価格なら買ってもいい」と思う人がいるかもしれません。買主が見つかりやすくなるのです。中古住宅がなかなか売れないときの解決策のひとつが「値下げ」です。

 

中古住宅が売れないときに値下げは良い解決策になる反面、売主にとっては問題点もあります。売りたい中古住宅を値下げすると、それだけ「売主の利益が減ってしまう」という問題点です。中古住宅の売主としては「できれば値下げしたくない」が本音ではないでしょうか。

 

中古住宅が売れないときに値下げ以外の解決策はないのでしょうか?

 

中古住宅が売れないときに考えられる原因

 

中古住宅が売れないときは値下げで解決する場合と、値下げでは解決しない場合があります。

 

なぜなら、中古住宅が売れないときに考えられる原因はさまざまだからです。「高いから売れない」という原因であれば値下げが解決策になる可能性があります。しかし、他の原因で中古住宅が売れない場合は価格を値下げしても解決しない可能性があるのです。

 

中古住宅が売れないときに考えられるのは次のような原因です。

 

・中古住宅に設定した売却価格が高い

・中古住宅に購入をためらうような事情がある(訳あり物件など)

・中古住宅の築年数が古い

・中古住宅の立地が問題である(通勤や通学に不便など)

・中古住宅の庭や設備などに気になるポイントがある(雪よせの場所がないなど)

・中古住宅の周辺環境が問題である(工場の音が気になるなど)

 

まずは「なぜ売れないのか」について考え、値下げ以外の解決策も検討する必要があります。

 

中古住宅が売れないときの値下げ以外の解決策

 

中古住宅が売れないときの解決策には値下げの他に「買取」があります。

 

中古住宅が売れないからと言って値下げすると、その分だけ利益も少なくなってしまいます。値下げをしたくない。中古住宅など不動産の価値に見合った額で売却したい。値下げ以外の解決策も検討したい。このように考えているなら、別の売り方を考えてはいかがでしょう。

 

仲介で中古住宅が売れないなら、別の売却方法である買取に切り替えるという解決策です。

 

様々なケースがあり、それぞれ適した解決策は異なります。

売却の事例については、こちらをご覧ください→買取ケーススタディ

 

中古住宅を値下げしたくない!売れないときの解決策「買取」とは

 

買取とは中古住宅を専門業者に買ってもらう方法です。

 

仲介は専門業者にサポートしてもらい、買主を探して中古住宅を売却する方法です。対して買取は、買主探しが不要になっています。相談先の専門業者が買主になり、中古住宅を買い取りします。

 

専門業者と売主で中古住宅を売買する方法。

これが「買取」です。

 

買取は仲介で中古住宅が売れないときの解決策として使える方法になります。

 

中古住宅を買取で売却するメリットとデメリット

 

仲介で売れない中古住宅を買取での売却に切り替えることにはメリットがあります。

また、買取に切り替えるに際しては注意したいデメリットもあります。

 

売れない中古住宅を買取で売却するメリット

 

売れない中古住宅を値下げしなくても売却できるところが買取のメリットです。買取は専門業者が中古住宅を買い取る方法なので、買主探しをしません。そのため、「買主を見つけるために値下げするべきか」「どうやって売るべきか」と悩む必要もありません。

 

買取にはこの他にも周囲に知られずに売却できるメリットや、仲介より早く売却が完了するメリットなどがあります。仲介では売却が難しい訳あり物件なども問題なく売却可能です。

 

また、仲介で中古住宅を売却する場合、後から「欠陥があった」などと買主に言われてトラブルになるケースもあります。買取は不動産のプロである専門業者が買主になるため、トラブルリスクも低いところがメリットです。

 

トラブルリスクの低さや売り方(売却価格など)を考えずに売却できるなどの点で、買取は中古住宅が売れないときの解決策になります。

 

売れない中古住宅を買取で売却するデメリット

 

売れない中古住宅を買取で売却するデメリットは、売却価格が下がってしまう可能性があることです。

 

買取による売却相場は仲介の7割~8割になっています。そのため、売れないからといって買取に切り替えると、売却価格が下がってしまう可能性があるのです。

 

ただ、仲介で売れない場合、いずれにしろ値下げを検討することが多いと言えるでしょう。値下げ後の仲介による売却の価格の方が買取の価格より低いことも珍しくありません。仲介で値下げを検討するなら、買取に切り替えた場合の見積もりも取得し、比較することも方法のひとつです。

 

仲介と買取の違いについては、こちらも合わせてご覧ください→仲介と買取の違い

 

最後に

 

仲介で売れない中古住宅は値下げすることも方法のひとつですが、買取への切り替えを考えることも良い方法だと言えるでしょう。「売りたいのに売れない」と悩んでいるなら、買取の専門業者に一度相談してみてはいかがでしょう。

 

当社は北海道全域の買取に特化している専門業者です。

中古住宅が売れない。

値下げした方がいいのか。

買取への切り替えも検討したい。

中古住宅の売却で困ったことや不安なこと、ご自身では決めかねていることがあれば、専門業者であるエフティ不動産へお気軽にご相談ください。

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