使っていない不動産の有効活用とは?5つの方法を紹介

2024/04/09

使っていない土地や物件を所有している場合、放置していても税金や維持管理の負担がかかります。放置していても負担が増すだけなので、使っていない土地や物件があるなら有効活用してはいかがでしょう。

 

ただ、有効活用するにしても方法が問題になります。この記事では、不動産の有効活用の方法を5つご紹介します。「相続した物件を持て余している」「使っていない土地をどうするか悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

使わない不動産の問題点とは

 

使わない土地や物件を放置しておくことには問題があります。

不動産を放置する問題点は3つです。

 

・金銭や労力の負担が発生する

・ご近所トラブルの原因になってしまう

・相続トラブルの原因になってしまう

 

土地や物件を使っていなくても固定資産税は課税されます。また、土地や物件を所有している限り、維持管理の負担もあります。不動産を放置すると、プラスはないのにマイナス(負担)だけが増すところが問題点です。

 

不動産を放置することで「荒れた不動産が倒れそう」「害虫や害獣が住み着いて困っている」など、ご近所トラブルの原因になる可能性があります。加えて、相続が発生したいときに不動産の押し付け合いが発生するなど、トラブルの原因になるケースがあるのです。

 

このような問題点があるからこそ、不動産は放置せず、しっかりと有効活用すべきです。

 

不動産の有効活用の方法は5つ

 

使わない土地や物件を有効活用する方法は5つあります。

 

1.自分で不動産を使う

2.土地を貸す

3.建物を貸す

4.建物を建てて運用する

5.売却する

 

使わない不動産のタイプや状態などに合わせて有効活用の方法を検討することがポイントです。

ニーズや不動産のタイプによって活用の方法との相性もあります。

 

方法①自分で不動産を有効活用する

 

今は使っていない不動産でも、今後何かの事情で使うかもしれません。また、現在の仕事や私生活を考えてみると、意外な有効活用の方法が見つかるかもしれません。

 

たとえば、土地を相続したとします。現在、農家を営んでいました。相続した土地は特に使わないと思っていましたが、田んぼや畑のすぐ近くだったので、よく考えてみると資材や機械の置き場として便利なことに気づきました。このように、ご自身や親族などで有効活用できるケースもあります。

 

ご自身や親族で有効活用することも方法のひとつです。

 

方法②使っていない土地を貸して有効活用する

 

使っていない土地を人や会社に貸して賃料を得るという有効活用の方法があります。賃料というプラスがあれば固定資産税などのマイナスと相殺することが可能です。

 

たとえば、会社や人の資材や荷物の置き場として土地を貸すという方法がある他、会社や近所の人の青空駐車場にするために貸すという方法もあります。

 

使っていない土地を荷物置き場や資材置き場、駐車場などの目的のために土地を貸し、賃料を受け取る有効活用の方法です。

 

方法③使っていない建物を貸して有効活用する

 

使っていない戸建て住宅などを人や会社に貸すという有効活用の方法があります。この方法でも固定資産税などのマイナスと賃料を相殺できます。

 

使っていない戸建て住宅を転勤などで一時的に住居が必要な人などに貸す有効活用の方法が具体例です。建物を住居として貸す方法からマンションやアパートなどを想像しがちですが、戸建て住宅も賃貸物件として貸し出すことが可能になっています。

 

方法④使っていない土地に建物を建てて運用する

 

使っていない土地があるなら、土地に店舗やビル、マンション、アパートなどを建てて有効活用する方法もあります。たとえば店舗を建てた場合、コンビニなどご自身で商売することも可能です。店舗を会社や人に貸して賃料を得ることも可能になっています。

 

ただ、この有効活用の方法は建物を建てる資金をご自身で調達しなければならないため、まとまった初期費用が必要になります。仮にローンなどを活用しても返済で困るリスクもあるため、資金計画をしっかり立てた上で行う有効活用の方法だと言えるでしょう。

 

方法⑤使っていない不動産を売却することも有効活用の方法

 

不動産の有効活用で迷った場合や「賃料などの収益が期待できない」という場合、不動産を使う予定がないので早く手放したいと思っている場合は、売却も検討してはいかがでしょう。

 

使っていない不動産を放置しておくと、どうしても固定資産税や維持管理の負担がかかってしまうのです。売却により手放してしまえば、以降は税金の納付も必要ありませんし、維持管理に困ることもありません。不動産を売却することも有効な方法だと言えるでしょう。

様々な売却の事例については、こちらをご覧ください→買取ケーススタディ

 

最後に

 

使っていない不動産の扱いに困っているなら、不動産のプロである当社へぜひご相談ください。

 

ニーズや目的、不動産のタイプなどに合わせて当社の経験豊富なプロが有効活用の方法や不動産の扱い、売却方法の提案などをいたします。

 

使っていない不動産の有効活用の方法なら、エフティ不動産にお任せください。

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